片付けと家具

 いつもブログをご覧いただき誠にありがとうございます。


前回の続きです。


大容量の収納家具というのは一見魅力的ではあるが、果たして道具としてちゃんと機能しているのでしょうか?


独立する前は別のオーダー家具屋に勤務していたのですが、そこは「オーダー収納」という部分を前面に押し出していました。

受注の大半はリビングボードや壁面収納などの大型の家具で、壁一面に隙間なく造り付けるのが定番でした。

収納だけでなく、TVボードやパソコンデスク、食器棚などを兼ねた多機能な収納家具に、お客さんは喜び、「買って良かった」と言ってくれるのですが、僕の中ではずっと違和感がありました。



ある日、お客さんから金物の調子が悪いとの連絡があり、納品後の家具を見に行くことになったのですが、



意外と物が入っていない…。

特に上段の収納なんてスカスカ…。



その後、何軒かのお客さんでもそのようなことがありました。



決して悪いことではないし、物が増えた時の為にスペースを残しているのだろうと、その時は大して気にも留めなかったのですが、整理収納の話を聞いて、やっぱり間違っていたのだと今は思います。



おそらくその家具は、そのお客さんの生活習慣には合っていなかった。

収納家具のセオリーの中にお客さんを当てはめただけであったのだと思います。



家具は生活を快適に過ごすための道具です。

収納を増やしただけでは人の生活はきっと変わりません。

その先の提案が必要なのだと思います。




「片づけ」という目線に立つと同じ収納家具でも違う形ができてきます。


ここにきて、自分が提案していく家具の形がちょっとづつ出来上がってきた気がします。


次回は整理収納のアイデアを少しだけ紹介します。




愛知・名古屋のオーダー家具屋 K'S FURNITURE(ケイズファニチャー)
tel  052-838-9385
fax  052-308-3491
mail  k.sakuma@ks-furniture.net

コメント