オーダー家具の作りの違い

 いつもブログをご覧いただき誠にありがとうございます。


6月に入り、インテリア業界は一段落をしています。

家具工場さんの中にも仕事が少なく暇を持て余しているところもチラホラ。


皆さん、オーダー家具を作るなら今がチャンスですよ!!


当店も皆様からのお問い合わせを首を長くしてお待ちしております。




さて、今回はちょっと家具についての細かい話を書きたいと思います。


オーダー家具の作りについて。


一般のお客様が家具の作りに関して気にすることはあまりないかもしれませんが、ここら辺をぜひ皆様にも知っていただきたいのです。



名古屋市内にもオーダー家具屋さんがたくさんあります。

その多く(当店も含む)が、収納家具をメインにしています。
(そもそも、椅子やソファー、テーブルなどを除けばほとんどの家具が収納家具に当てはまりますので、当然と言えば当然ですが。)



収納家具は、基本的に四角形です。

つまり最低限4枚の板があれば、家具ができるわけです。

そして、この板の組み方こそが家具の作りの違いなのです。



歴史と伝統をさかのぼれば、さまざまな組み方がありますが、現代では大きく分けて2つ。

「ビス組み」 と 「ダボ組み」。

どちらも工作機械の進化とともに発展してきた組み方と言えると思います。

(その他に、「ホゾ組み」や「ノックダウン」などよくつかわれる工法がありますが、収納家具のメイン工法ではないので今回は割愛します。)




「ビス組み」というのは、呼び名の通りビスを使って家具を組むこと。

電動ドライバーと技術があればできる組み方なので、小規模工場ではこの方法が多いです。

当店の家具は、このビス組みがメインです。



「ダボ組み」というのは、ダボと呼ばれる木製の棒を差し込んで家具を組むこと。

ダボ組みは専用の設備が必要なので、規模にかかわらず設備を持っていないとできません。

コストが安くできるので、既製品の家具はほとんどこの工法でつくられています。

どちらかというと量産家具向きです。



この二つの組み方、多少は仕上がりの違いがありますが、一般の人ではたぶん見分けが付きません。

しかし、精度や強度で見るとビス組みの方が断然高いのです。

ただ、手作業によるものなので職人さんの技術の差があからさまに出ます。


一方ダボ組みは、機械加工がメインになるので、技術力による差はあまり出ません。

しかし細かい加工は苦手です。

機械加工ということで、一見精度がよさそうに感じますが、実際には機械の精度差によるずれがあるので、そこら辺は人間の手の方がやはり優れているといえます。



どちらにもメリットデメリットがありますが、ただこのような作りの案内をしている家具屋さんがあまりないので、今回あえて書かせていただきました。




一口にオーダーー家具と言っても、作りは結構違うのです。

家具の形によって、向き不向きもあります。

値段の差もこうしたところにあったりします。





オーダー品というのは形のないものですから、是非こういう部分も知った上で検討していただきたいのです。





愛知・名古屋のオーダー家具屋 K'S FURNITURE(ケイズファニチャー)
tel  052-838-9385
fax  052-308-3491
mail  k.sakuma@ks-furniture.net


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